Webサイトや業務システムが毎日当たり前に動いている裏側には、サーバー保守という地味ながら欠かせない仕事があります。今回は、私たちが日々行っている監視と障害対応の現場を、少しだけご紹介したいと思います。
保守の基本は「異変に最初に気づく」こと
サーバー保守と聞くと、壊れたら直す仕事と思われがちですが、実際の中心は障害が起きる前に兆候をつかむことです。私たちは監視ツールで死活監視、CPU・メモリ・ディスク使用率、SSL証明書の有効期限、バックアップの成否などを常時チェックしています。「ディスク残量が閾値を切った」という通知の段階で対処できれば、お客様は障害の存在にすら気づきません。それが理想の保守です。
ある夜のアラート対応
先日、弊社が保守を担当しているあるサイトで、深夜にレスポンス遅延のアラートが発報しました。ログを確認すると、海外の特定IP帯からの機械的なアクセスが集中しており、データベース接続が枯渇しかけている状態でした。該当IP帯を一時遮断し、接続数の上限を調整して復旧。翌朝には恒久対策としてレート制限の仕組みを追加しました。「その場の復旧」と「再発防止」を必ずセットで行うのが、私たちの障害対応の原則です。
障害対応で決めておくべきこと
いざという時に慌てないため、平時に次のことを決めておくことをおすすめします。
- 誰が一次対応するか、連絡経路はどうするか
- どの状態になったら「障害」と判断するか(基準の明文化)
- バックアップからの復旧手順と、実際に復元できるかの定期テスト
- お客様・利用者への告知文のひな形
特にバックアップは「取っているつもりだったが復元できなかった」という事例が本当に多く、復元テストまで含めて初めて意味を持ちます。
保守は「保険」ではなく「運用の一部」
弊社ではゲーミング施設「NETVIET KOBE」の店舗インフラも自社で運用しており、機器やネットワークの不調が営業に直結する怖さを日々実感しています。だからこそ、保守を単なる保険ではなく、事業を止めないための運用の一部として設計することが大切だと考えています。
Daytaでは、サーバーの監視設計から障害対応、定期メンテナンスまでを含む保守サービスを提供しています。現在の保守体制に不安がある方は、お気軽に無料相談でお聞かせください。


