生成AIの普及により、「AIチャットボットで問い合わせ対応を自動化したい」というご相談が急増しています。しかし、期待どおりに機能するのか不安をお持ちの方も多いはずです。そこで当社では、自社で運営するゲーミング施設「NETVIET KOBE」とベトナム料理店「BEP LUA QUAN」を検証の場として、AIチャットボットを実際に導入・運用してみました。本記事はその率直なレポートです。
検証の内容
店舗の営業時間・料金・アクセス・設備などの情報を読み込ませたAIチャットボットをWebサイトに設置し、約2か月間の問い合わせ対応を記録しました。従来はスタッフが電話やSNSのメッセージで答えていた内容です。
結果:よくある質問の大半は自動化できた
検証期間中の質問を分類したところ、営業時間・料金・場所・設備に関する定型的な質問が全体の約7割を占め、これらについてはAIがほぼ正確に回答できました。深夜帯の質問にも即座に答えられるため、「翌朝返信したときにはお客様の関心が冷めていた」という機会損失が減った点は大きな収穫です。多言語での質問に自然に答えられる点も、外国人のお客様が多い当店では想像以上に有効でした。
一方で見えた限界と注意点
良いことばかりではありません。運用の中で次の課題も明確になりました。
- 読み込ませた情報が古いと、間違った内容を自信満々に回答してしまう(料金改定時は即時更新が必須)
- クレームや込み入った相談は、AIが対応を続けるほど印象が悪化する。早い段階で人に引き継ぐ設計が必要
- 「今日の空き状況」のようなリアルタイム情報は、予約システムと連携しない限り答えられない
導入を成功させる3つの条件
検証を踏まえた結論として、AIチャットボットは「条件を満たせば十分実用的」です。その条件とは、第一によくある質問と回答を事前に整理しておくこと、第二に情報を更新する担当者を決めること、第三に人間への引き継ぎ経路を必ず用意することです。逆に、この準備なしにツールだけ導入すると、誤回答でかえって信頼を損なう恐れがあります。
Daytaでは、自社店舗での運用経験に基づき、FAQの整理からチャットボットの構築・予約システムとの連携までを支援しています。自社に合うかどうかの見極めからで構いませんので、無料相談をご利用ください。


